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お客さまに聞く オリックス自動車導入事例
株式会社スカイテック様

スカイテック様は、送電線工事を事業の柱とする企業です。神奈川、埼玉、千葉、福島に支店・営業所を置き、日本全域での事業展開を進めています。

送電線工事事業は、「建設」の時代から「保守管理」の時代に移行しました。こうした時代変遷の中にあって、スカイテック様はシェアを伸ばしています。また、時代のニーズに応えるべく太陽光発電機器の販売・管理事業を新たにスタートさせました。

時代の変化に対応し業績を着実に伸ばす株式会社スカイテックの専務取締役 峯友昭幸様に、オリックス自動車のサービスをご利用いただくことになった背景、導入による効果、会社の将来展望などについてうかがいました。

株式会社スカイテック様にとって社員の足となるクルマ

株式会社スカイテック 専務取締役 峯友昭幸様「現在、弊社で保有する車は全部で43台。その多くがダブルキャブと呼ばれる4人掛けトラックです。さまざまな工具や機械類を運ぶためにもこのタイプのトラックが最も適しています。

レンタカーを使うこともあります。オリックスさんは、大型ウインチが積める特殊車両などほかにはない車種があるので、非常に助かります。

送電線工事は短い場合でも数日間、場合によっては6カ月の長きにわたるケースもあります。そのため、おのずと勤務スタイルは自宅からの通勤型ではなく、宿舎などに滞在する出張スタイルになります。現場は、車がなければ辿りつくことができない場所であることが多く、車はスタッフの足であり、ビジネスツールです。

車1台に1人の責任者を割り当て、"自分の車"という意識で管理をしてもらい、車のコンディションが良好に保たれるようにしています。」
スカイテック様にとって「車」は、事業に欠くことのできないアイテムです。

コストの平準化、業務軽減、利便性向上、現場ごとのコスト管理・・・。
課題は多岐に

今回スカイテック様にご導入いただいたのは、自動車リースと AMSカード(給油限定カード)です。導入の目的は、月々のコストを平準化すること、経理的な業務を軽減すること、そしてスタッフの利便性向上を図ることでした。

これまで給油には石油会社のカードを利用されていました。しかし、全国のさまざまな地域が活躍の場となるスカイテック様にとって、地域によって利便性のよいガソリンスタンド系列が異なることが不便だったそうです。

「複数のガソリンスタンドで使用できるAMSカードは、特に遠方へ行くスタッフにとても好評です。」

利便性だけでなく経理業務でも効果があったとおっしゃいます。

「ある1社のガソリンカードを使用していると、他社のガソリンスタンドを利用した場合、個人が現金などで立て替えることになります。これを1件1件清算するわけですが、領収書を失くしてしまったり、立て替え期間が長くなったり、また件数が増えると経理事務にもかなりの負担が生じていました。これが解決した効果も大きいですね。」

もう1点、経営の視点から燃料コストを"見える化"することにもAMSカードの導入は役立っています。
「これまで各現場ごとのコストを掌握するために、各車両にひもづけた費用管理が必要でした。そのために毎月ガソリンカードの利用明細や領収書を振り分ける作業を行っていました。」
こうした作業にかかる手間も、車両ごとに発行されるAMSカードによって不要となり、事務効率が向上しました。

スカイテック様でご利用のサービス

テレマティクスの新たな可能性

スカイテック様では、多くのスタッフが会社とは離れた場所で運転することもあり、事故対応も課題のひとつとおっしゃいます。
オリックス自動車からの提案の中で、峯友専務は車両の利用状況がわかりその情報を残すことができるテレマティクスサービスにも強いご興味を持たれたとのこと。
中でも、"「位置確認」機能を使って現場の経緯度がわかること"に関心を持たれたとうかがいました。

「我々の現場は、まだ地図に載っていないこともあります。テレマティクスサービスを使えば、1台の車が現場に行くと(その経緯度で)他のスタッフに正確に場所を教えることができると思いました。」

この着眼点は、サービス開発者が想定していたものにはなく、オリックス自動車が新たなお客さまのニーズを教えていただくこととなりました。
今後もお客さまのニーズに寄り添い、期待に応える提案を行っていきたいと思いました。

将来展望

ヘリコプター延線作業
建設中の50万ボルト送電線
最後に、スカイテック様の将来展望をうかがいました。

「今後も送電線工事事業を企業基盤としていきます。私たちは、日本の動脈といえる送電線づくりを担ってきた自負があります。日本中に安心・安定した送電をするお手伝いをしつつ、もう一方で「太陽光発電機器の販売・管理」に注力していきたいと考えています。助成金制度の有無などで左右される需要ですが、環境対策の面でも貢献できる重要な事業と考えています。」

スカイテック様のさらなるご活躍に期待しています。