経営者の「よくある質問箱 IT編」
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クラウド利用の本質とは?社内システムのクラウド化検討のポイント

情報提供:クオリティソフト株式会社

3.11の東日本大震災以降、さまざまなイベントやセミナーで「BCP(事業継続計画)の観点からクラウドのニーズは広がっている」と耳にします。

企業が自前でサーバやネットワークというITシステムを所有する事によるリスクを考慮すると、より安全な環境にあるシステムを利用する事で事業継続リスクを軽減できるメリットは企業にとって大きな魅力であり、クラウド利用を本格検討されている企業は多いのだと思います。
その反面、クラウド利用によるBCPのメリットは理解していても、なかなかITシステムを現状から変えられないという企業も多くあります。

本コラムでは、まず基本に立ち返り、

  • クラウドを利用する事で企業は何を変えたいのか?
  • クラウド利用を検討する企業の本音とは?
  • どのシステムからクラウド化するのが良いのか?

といったクラウドに関する疑問を、IT資産管理(パソコン運用&管理)のクラウドサービスを提供する私どもの視点で3回にわたってご紹介します。

2011.9.20 クラウドを検討している企業は何を変えたいのか

企業のITシステムの現状と課題

今回は、ITシステムの現状と課題について見ていきたいと思います。

調査会社として知られるノークリサーチが2011年5月26日に公開した「ノークリサーチ Quarterly Report特別編2 東日本大震災に関する調査結果報告その2 中堅・中小企業における震災に起因した新たなIT活用ニーズについて」によると、年商500億円未満の中堅・中小企業1000社に対して実施した「東日本大震災が2011年5月以降のIT投資に影響を与えるかどうか」という問いに対して、影響が出ているとした企業は東京電力管内で50%超、中部電力管内、東北電力管内で40%超、関西/北陸電力管内で40%弱、北海道電力管内、中国/四国電力管内、九州/沖縄電力管内では軒並み30%弱という結果となりました。東京電力管内が高い数値になっているのは、原発事故による電力供給不足に起因するIT投資の見直し/変更の意向が高いためでしょう。
これらの企業に「東日本大震災を踏まえたIT投資を実施/検討する際に重視する事柄」(複数回答)を訪ねると、

  1. 災害時のみならず、通常業務においても業績改善やコスト削減の効果を得るようにしたい=42.9%
  2. 想定外の支出であるため、対策が不十分な面があっても可能な限り費用を抑えたい
    =32.8%
  3. 現時点の対策が最善であるかは不明なため、他の対策に切り替えられるようにしておきたい=28.3%
  4. 対策を実施する際には自社の状況を理解している既存の販社/SIerに委託したい
    =25.6%
  5. 想定外の支出ではあるが、費用が多少かかっても十分な対策を講じておきたい
    =21.3%

といった回答が続きます。
これらから見えるのは、災害への対策は施したいが「コスト」を可能な限り抑えたい、という企業の本音です。

「業務改善」や「コスト削減」を行える部分からクラウド化を進める

クラウド化を進める際、どこから手をつけていけばいいのか。これは「業務改善」や「コスト削減」を実現できる部分から行うのがいいでしょう。ノークリサーチの調査結果でも重要視する企業が多いですし、災害対策の有無にかかわらず大きな経営課題でもあります。

クラウド化を進めることにより、ハードウェアを自社で管理する必要がなくなるため、管理・運用コストを削減することが可能です。ハードウェアの保守費用なども削減できるでしょう。ソフトウェアのバージョンアップなどの工数もかからなくなるため、システム管理部門の業務改善にもつながります。

極端な話をすれば、今あるシステムをクラウド化するだけでも、管理・運用・保守のコストを削減できることになります。クラウドを活用する際、社内の運用ルールなども見直すと、よりいっそうの業務改善効果が期待できます。

また、「セキュリティ」への懸念も大幅に削減できるでしょう。情報漏えい事故を引き起こしてしまうと、莫大なコストがかかる上、これまで培ってきた信頼を大幅に低下させてしまいます。中には、廃棄したハードウェアから情報が漏えいしてしまったというケースもあります。導入・運用・廃棄といったハードウェアのライフサイクルの中で、適切に管理するという「見えないコスト」は膨大な金額になっていることでしょう。

もし、データセンターを活用し、プライベートクラウドを推し進めれば、この「見えないコスト」の削減にも寄与します。データセンターは24時間365日万全の体制でシステムを運用しています。さらに、問題が生じた場合も、データセンター側である程度対処してくれます。障害発生時、深夜に呼び出され、作業に当たるということもありません。
経営層にとってもシステム管理部門にとっても、データセンターを活用することで大きな課題を解決することができるのです。

企業システムにクラウドは欠かせないテクノロジー

現在、サーバリソースの活用という観点から、サーバ統合/サーバ仮想化が注目されています。サーバ仮想化の効果は高く、可用性を高めつつ、エネルギーコストの削減、運用工数削減なども実現しています。そうなると、コンピュータリソースは、社内設置である必要性はなくなり、クラウドの活用の場が増えてくるのです。今後、ますますクラウドの重要性は増していくことでしょう。

クラウドを活用したIT資産管理が好評です

弊社では、IT資産管理ツールとして「QAW/QND Plus」と「ISM CloudOne」というツールを提供しています。「QAW/QND Plus」はクライアント・サーバ型のIT資産管理ツールで、「ISM CloudOne」はクラウドを活用したPC&モバイルセキュリティ維持・管理ITサービスです。双方ともクライアントPCの資産情報を収集し、システム管理コストを大幅に削減することができます。
「ISM CloudOne」の場合、インターネットに接続さえすれば、ノンオペレーションで端末のセキュリティを維持できるので、持ち出しPCの管理を実現したい場合などに適しています。 クライアントPC、スマートデバイスともに一元管理できる「ISM CloudOne」は、災害時・平常時を問わず利用でき、業務改善・コスト削減にも寄与できるので、現在、多くの企業から注目を集めています。

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