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情報提供:ナレッジネットワーク株式会社

2011.11.15 タブレット端末を利用したクラウド化 検討のポイント

オリックスグループでは、10月3日よりクラウド型ビジネスアプリケーションと高速通信回線をセットにしたタブレット端末のレンタルを開始しました。

昨今、タブレット端末は、企業のワークスタイルの多様化により、在宅勤務や、外出時・出張時の情報セキュリティを考慮したシンクライアント端末としての需要が急速に高まっています。株式会社シード・プランニングの推計では、日本国内において、2016年には、2011年の約4倍となる1,100万台が出荷され、ノートPCの需要を取り込むと予想されています。

【図】タブレット端末の販売台数予測(単位:万台、日本市場)

そのような中、社内PC、タブレット端末、モバイル端末など、端末を問わず、ネット環境にアクセスさえできれば情報を取得、共有できる、さまざまなクラウドサービスが増加。メール、日報、顧客管理、SFAなど、営業の効率化や社内外との情報共有化など、特に中堅・中小企業にとって、幅広いニーズを満たすサービスの選定が課題となっています。

そこで、今回、オリックスグループが販売パートナーとして提携している米セールスフォース社のユーザーである、経営コンサルタントのナレッジネットワーク株式会社 代表取締役 森戸裕一様に、タブレット端末とクラウドサービスの法人利用について、お話を伺いました。

*シンクライアント端末:ハードディスクを持たず、ファイルやソフトウェアを端末内に保存できないパソコンなどのOA機器の事。

タブレット端末を使った営業支援の重要性

タブレット端末と営業活動との相性は本当に良いのか?

iPadなどのタブレット端末を使った営業活動が注目を浴びています。
タブレット端末を使って成果を出している業種としては、医療、文教、小売、飲食などのサービス業が挙げられます。

医療業界は、もともと電子カルテの閲覧、編集のためにタブレットPCを利用していた背景もあります。教育業界でもインターネットを利用した授業が一般化してきていることもあり、教材閲覧のツールとして、タブレットの導入には積極的と言えます。

営業や販促活動ではどうか?

小売、サービス業関連では、結婚式場などの説明、アパレルなどのショップ、化粧品、不動産、飲食などの接客時に活用しているという話を聞きます。対面したお客さまに対して商品説明や利用イメージを明確化するのに一役買っていることでしょう。

また、医療業界でも薬品関連の営業の方々がタブレット端末を使って営業活動を行っているという話をよく聞きます。前述しましたように、医療業界がタブレットPCを以前から活用していたということもありますが、商品点数の多い薬品関連の業界では商品説明に一役買っているようです。しかし、すべての営業担当者のタブレット端末に資料をひとつひとつコピーして持参するのは効率の良い話ではありません。

最新の資料をダウンロード

そのため、一般的にはインターネット経由で最新の営業資料を担当者がダウンロードするような仕組みを構築しています。最新の営業資料を自動的に配布するクラウドサービスも増えてきました。最新の営業資料が自動的にダウンロードされると、営業担当者のタブレット端末は常に最新の資料が入っていることになりますので営業担当者の手間が省けて、安心感も高まります。

また、営業現場でよくある光景としては、お客さまがウェブサイトなどで、その会社の最新動向をつかんでいても、営業担当者はそれを知らないという場面です。プレスリリースの内容なども自動的に配布資料に組み込んでおけばさらに安心感が増します。

営業活動にはプロセスがあり、お客さまと商談案件ごとに、その段階は異なります。営業支援システムと連動して、初回訪問時の資料、クロージング時の資料など、商談プロセスに連動した提示資料のリコメンドも、営業支援システムを連携させることで可能になります。

商談プロセスを管理する

昔の営業活動というのは、ベテランの営業担当者が若手担当者に同行して、商談の進捗をサポートするというのが常でした。今は、ベテラン営業担当者が同行するのと同じように、商談プロセスごとに、タブレット端末が若手のサポートをおこなうというイメージに変わりつつあります。

私たちは、上司は商談のプロセス管理に注力し、ベテラン営業担当者は営業担当者に自動配布される資料の質の向上を目指すという、一流のバックオフィス機能をクラウド経由で用意することをおすすめしています。資料の差し替えなどは、適宜電子メールで通知しても良いですし、自動アップデイトで差し替えることも可能です。

そのような視点で見た場合、最新の営業資料を閲覧するためのタブレット端末と、対面しているお客さまの商談プロセスを管理する営業支援システムの連動は必須だと考えています。

【プロフィール】

森戸 裕一(もりと ゆういち)
ナレッジネットワーク株式会社 代表取締役

【オリックスグループが紹介するクラウド製品】

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