勇気を胸に、鬼才・ピート・ダイの名コースに挑め!

キミは“縛り首の樹”を見たか?

鬼才・ピート・ダイが日本で初めて設計した「きみさらずゴルフリンクス」は英国リンクス調デザインの中に、近代的コース戦略のキー・ワードを散りばめた素晴らしいコースです。

そのシンボルとなる4番ホール(355y p4)にはグリーン左脇の樹木に縛り首のロープが下がっています。これは、「こんな距離の短いホールで失敗したら、首でも括って貰いたい!?」という彼一流のブラック・ジョーク。300ヤード台の短い距離のパー4ホールにはどこかに設計家の造る落し穴があるもので、ここではティショットで池越え、地形のうねるフェアウェイが狭く、砲台グリーンはポット・バンカーやマウンドで周囲をガードされるので、「第1打では勇気ある長打を、2打では針の穴を通すような正確さで、その日のホール・ロケーションへ高いボールで攻めて来なさい」とピート・ダイは要求しているのです。

4th Hole 355 yard Par 4
フェアウェイは広くフラットだが、途中にウォーターハザードが迫る。距離に応じた正確なコントロールが必要。プレーヤーにプレッシャーをかける、縛り首の樹(右)。

彼が1967年に設計したザ・ゴルフクラブ(オハイオ州ニュー・アルバニー)の16番ホールにもこの“縛り首の樹”があり、ツアー・プロやトップ・アマが震え上がるような恐怖感を与えるデザインを施す設計家として有名になったものです。初来日してコース造成現場に現れた彼と会い、「プロに憎まれるご気分は?」と質問した折、「もう慣れたもんさ!」とウインクしながら笑った顔を今でも覚えています。

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アメリカに2つ、日本には唯一の、ピート・ダイの“アイランドグリーン”