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コンプライアンスから内部統制へ 時代が求める企業テーマ

2011.11.15リスクコントロール ~企業を存続させるために~

今回で本連載は最後になりますが、改めて「戦略的BPO」の意義に関して申し上げたいと思います。
企業にとっては、会社経営を通じて利益を創出することはもちろん重要なミッションですが、多くの経営者が、会社経営において最も大切なことは、「企業を存続させる」ことだと言っています。
「継続してビジネスができることが大切である。」言い換えれば、継続できなくなる要素(リスク)をいかにコントロールするかが重要だということです。
リスクをコントロールするには、まずリスクを明らかにした上で、具体的な対策をとる必要があります。リスクが明確でなければ、具体的な対策を考えることもできません。よって、まずはリスクを認識するところから始まります。
車両には、「車両を保有すること」、また「車両を運行すること」の両面でさまざまな法令がありリスクがありますが、これまでは、起こってしまった事象への対応が多かったと思います。
交通事故を例にとると、発生した事故の分析や、事故発生者への教育の実施ということが、主に行われる具体的な対策ではないでしょうか。しかし、これでは根本的な解決には至らず、企業としてのリスクが軽減できている状態とはいえないでしょう。
労働災害の発生確率を分析したハインリッヒの法則によると、1件の大きな事故の裏には、29件の軽微な事故があり、その裏にはケガはないがヒヤッとした300件の体験があるとされます。
つまり発生した事故の結果分析だけでなく、交通事故のリスクを顕在化させることが重要です。そのためには、運転(危険)挙動を数値化し、事故発生のリスクを可視化し、これを削減するための対策をとることが重要で、それらを実践することが結果として事故の削減に繋がります。

当社のテレマティクスサービスでは、運転挙動について、以下のような数値の取得が可能です。(実際にはより多くの情報を取得しておりますが、サンプルとして主要な情報を掲載しております。)

【運転挙動の数値取得サンプル】

個々人の継続的な運転(危険)挙動のデータ収集・分析により、事故発生のリスクを顕在化させ、指導・改善を図っていきます。
また、給油カードであれば「指定外油種の給油」、ETCカードであれば「指定外車番での使用」等を確認することにより個人的な用途に使用した可能性のあるものをチェックし、社員の「マナー」、「モラル」、「常識」のレベルをしっかりと定着させることで、会社全体の内部統制につなげていきます。
これらはほんの一例にすぎません。「車両を保有すること」によるリスクと「車両を運行すること」によるリスクは年々高度化しており、これを自社内でノウハウを蓄積し対応するということは、相当の困難を伴うのではないでしょうか。
当社では、車両に関するトータルリスクマネジメントを「戦略的BPO」として提供し、「人とクルマのコンプライアンス管理」を徹底することで、貴社の継続的な会社経営をサポートいたします。

サービス提供会社:オリックス自動車株式会社

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