ホーム > 海外進出支援 >現地レポート[中国編] 第2回

世界37カ国・地域、2,090拠点のネットワークだから、海外でもオリックスです!

海外進出支援

現地レポート一覧

中国編

2008.11.25第2回 中国におけるリース活用事例その1
~お客さまの視点から~

第1回でもお話ししましたとおり、オリックスの中国進出は1981年に遡りますが、外国資本100%のリース会社が中国で認められたのは2005年。わずか3年余りの歴史のため、現状はお客さまに「中国におけるリースの仕組み」をご案内している段階です。この段階において、お客さまが中国でリースを活用するケースは以下の5つに分類することができます。以下にご紹介します。

ケース1.新規進出時の機械・設備導入

新たに中国に進出されるお客さまとは、市場調査で来られる段階から、経済情勢などの情報交換をしながらお手伝いをしています。分かりづらい日本と中国のリースの違いについてもご案内します。

ケース2.進出数年後の拡張・増強時の機械・設備導入

最もご相談の多いケースです。中国においては、新規進出時の事業計画以上に、売掛金の回収が計画通りにいかなかったり、計画以上の売上げにより運転資金が必要になったりなど、資金を費やしてしまうことが多いようです。進出数年後の拡張の際に、日本からの資金支援(増資、親子ローン)に頼らずに設備資金を調達する手段として、リースが活用されています。

ケース3.運転資金確保のためのリースバック(注1)

ケース2同様、中国における事業においては資金収支の計画との乖離が大きくなるケースが多いようです。中国では新しい規制(注2)により、2008年10月1日通関分より、90日を超える輸入代金の支払いに限度額が設定されており、現地法人での運転資金捻出の必要性に迫られています(限度額を超えるものは90日以内に支払う必要があるため)。導入時は自己資金で購入した物件をリースバックし、運転資金を確保するケースも出てきています。

ケース4.オフバランス化のためのオペレーティング・リース(注1)

オペレーティング・リースは、リース料全額に対して営業税が発生するため、ファイナンス・リース(利息相当額に対して営業税が発生します)と比較すると割高になります。しかしながら、以下のニーズをお持ちのお客さまにご利用いただいています。

  1. 会計上オフバランス処理したい
  2. 税務上リース料を全額損金処理したい
  3. 加速償却効果を取りたい

ケース5.OA機器、IT関連機器の調達

提携サプライヤーさまからの事務機器の調達においては、広くリースをご利用いただいています。対面審査不要で、お申し込みから審査、契約までをスピーディーに対応しています(1契約あたりのお申し込みの目安:日本円で5百万円程度以内)。

もちろん、上記5つ以外のケースにも個別のご相談や具体的な提案などにお応えしています。次回は中国におけるリース活用事例をサプライヤーさまの視点からご紹介します。

注1:審査基準・対象物件の範囲等は、一般のファイナンス・リースとは異なります。
注2:国家外貨管理局公布「企業貨物貿易項目下の外債登記管理に関する問題の通知(匯発〔2008〕30号)

[執筆者]
オリックス国内営業統括本部(2008年12月までは地域営業本部) 山崎 真治

国内の支店支援業務を担当。2008年9月より12月までオリックス中国本社(上海)に長期出張し、日系企業の中国ビジネス支援業務に携わる。

ページの上部へ
総合受付はこちら
メールニュースお申し込み