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ベトナム編

2011.8.23第1回 知っているようで知らないベトナム

近年、日本のマスコミなどでベトナムに関する番組、記事が数多く見受けられます。日本の製造業のASEANへの進出拠点として、また、チャイナプラスワンとして、今もっとも関心が高まっているベトナム。しかし、多くの日本人は未だにベトナムという国を、知っているようであまり知らないのではないでしょうか。

そこで今回は、「知っているようで知らないベトナム」について、ご紹介したいと思っております。

ベトナム全般のご紹介

若い人口

街全体から発せられる熱気や驚くほど若い人口構成比が現在のベトナムの「元気の源」になっていると言っても過言ではないでしょう。ベトナム人口は8,693万人(2010年12月31日時点)ですが、日本の平均年齢は44.6歳であるのに対し、ベトナムの平均年齢が27.4歳で、35歳以下が全体の70%以上を占めています。ベトナム戦争が1975年に終わりましたが、第二次世界大戦後の日本のように、70年代後半~80年代のベトナムのベビーブームが現在の若い人口を作り出したのです。今ベトナムに行くとすぐに分かると思いますが、町中に妊婦と子供が多く見かけられ、妊婦や子供用品の店舗もたくさん並んでいます。ベトナムの「元気の源」である若い世代がベトナムの主な労働源となり、今後のベトナムの更なる経済成長を支えていくに違いありません。

ベトナムの人口構成比

親日感情

ベトナムは日本の文化と共通点が多く、また、日本からのODAでできた病院や学校、道路や橋などがたくさんあります。そしてベトナムの学校では日本とベトナムは良い関係であると教育しているため、親日感情が高く、「Made in Japan」の製品やサービスへの信頼が高い傾向にあります。

ベトナムの主要都市

ベトナムの主要都市

ベトナムの気候と食文化
【北部】
  • 気候:四季(春:4月、夏:5月~10月、秋:11月~12月、冬:1月~3月)
  • 気温:10~40℃(平均30℃)
  • 料理:塩辛い味付け
【中部】
  • 気候:雨季(9月~1月)、乾季(3月~8月)
  • 気温:15~40℃(平均25℃)
  • 料理:辛い味付け、フエの宮廷料理が有名
【南部】
  • 気候:雨季(6月~11月)、乾季(12月~5月)、気温20~40℃(平均25℃)
  • 雨季の雨は夕方短時間降るのが特徴
  • 料理:甘い味付け、砂糖、ココナツミルク使用
【ベトナム食文化の特徴】
  • 米や米粉の麺類等米製品が多い
  • 東南アジアで唯一箸を使用する国(世界で箸を使用する国:日本、韓国、中国、ベトナム)
  • 中国やフランスの影響が大きい

ベトナムの食文化

ベトナムの民族衣装

ベトナムの代表的な民族衣装・アオザイは、チャイナドレスとは関係なく、古くからベトナムで独自に作られたものです。

現代の女性のアオザイ

【現代の女性のアオザイ】
  • 体にぴったり
  • 日常に着用されている(高校生、講師、銀行員の制服、パーティー)
【男性のアオザイ】
  • ゆったり
  • 日常使用されていない(結婚式の新郎、伝統芸人の演者着用に限られる)
ベトナムの交通手段~バイク
  • 自動車保有台数:約130万台(2010年)
  • バイク保有台数: 約3,000万台(2010年) ⇒ 保有台数では中国、インド、インドネシアに次ぎ世界4位であるが、普及率では3人に1台と世界1位。
  • バイクは運搬手段の他に、「デート手段」でもある
  • ヘルメット着用義務は2007年から実施
  • ヘルメットを着用が義務化される前はマスク着用が一般的だった

ベトナムの交通手段 バイク

ベトナム経済

1986年のドイモイ(刷新)政策により市場経済化が始まり、高度経済成長が加速しました。

【ベトナムの主な強み】

  • 石油をはじめとする豊かな天然資源
    原油、金、タングステン、コーヒー等
    (輸出の25%が原油)
  • 政治的安定と良好な治安
    大きな宗教抗争、民族問題が存在しない
  • 貧困率縮小のスピードが
    最も早い国の一つ

    1993年:58% ⇒ 2010年:9.5%
  • 1991年~2007年の実質GDP成長率の平均7.6%
    2008年:6.2%、2009年:5.23%、2010年:6.78%

【ベトナム実質GDP推移】

インドチャイナ社全般のご紹介

2010年11月末、オリックスはベトナムの大手ファンド運営会社Indochina Capital Corporation(以後インドチャイナ社)の株式25%を取得し資本参加しました。同社は、ベトナムにて不動産、在ベトナム企業の株式に投資するファンドを運用するほか、ベトナム進出企業向けアドバイザリー業務、インフラ関連ビジネスを展開しています。

不動産運用の分野では、既存物件に投資するだけでなく、傘下の不動産開発会社を通して、多くの不動産開発を行っており、世界有数の金融専門誌「ユーロマネー」で「ベトナムのベスト・デベロッパー」と評価された会社です。ベトナムの最高級リゾートであるザ・ナム・ハイをはじめ、ハイアット・リージェンシーなどのリゾート施設、ゴルフコース、オフィスビル、コンドミニアムなどいずれもベトナムでは最高クラスの物件を開発しており、各プロジェクトで多数の賞を受賞しています。

株式運用の分野では、顧客別の勘定にて在ベトナムの企業に投資する運用ビジネスを展開。米国、日本などの機関投資家、個人の資金を運用しています。

加えて、ベトナム市場参入にあたってのベトナム進出企業と現地企業との提携、ファイナンス・アレンジメントのサービスなどを提供しており、顧客には、大手ゼネコンを含む日本の企業も複数名を連ねています。

インフラ関連ビジネスに関しては、現在は、アドバイザリー・サービスなどを提供していますが、今後さらに同分野の事業強化も行っていく予定で、インフラ分野を対象としたファンド運用ビジネスを展開することも検討中です。

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