2010年は「生物多様性」に注目が集まる1年
~新江ノ島水族館「えのすいECO法人サポーター」を大募集!~

「生物多様性」とは、多種多様な生物の繋がりによって豊かな生態系が保たれている状態をいい、さらには生物が過去から未来へと伝える遺伝子の多様性までを含んだ幅広い概念です。

生物多様性の考えに基づいた自然共生への取り組みは、企業にとって結びつきの薄いテーマのように思われます。しかし、2010年は国連の定めた「国際生物多様性年」であること、また、同10月には名古屋市で国連生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開かれることなどから、生物多様性への配慮は企業が取り組むべき次のテーマとして高い関心が寄せられています。

2010年3月16日、日本政府は「生物多様性国家戦略2010(※1)」を閣議決定しました。企業の森林育成や農業分野への進出、自然共生型の不動産開発事業などが活発化している中で、生物多様性の保全は気候変動問題と同様に国際的な取り組みが求められています。

※1 「生物多様性国家戦略2010」について(環境省)
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=12273

「生物多様性国家戦略2010」は環境省が生物多様性に対する取り組みとして、2010年以降の中長期目標と短期目標を設定したこと、COP10の日本開催を踏まえた国際的な取り組みを推進することを取り決めたことが大きな特徴です。
中長期目標では、2050年までに「人と自然の共生を国土レベル、地域レベルで広く実現させ、わが国の生物多様性をより豊かなものにするとともに、人類が享受する生態系サービスの恩恵を持続的に拡大させる」(抜粋)ことが掲げられています。短期目標では、生物多様性の損失を止めるため、2020年までに1.生物多様性の状況の分析・把握と保全活動の拡大・維持・回復、2.生物多様性を減少させない方法の構築と持続可能な利用、3.生物多様性の社会における主流化と新たな活動の実践(抜粋)、を実現することが掲げられています。

水族館の運営や不動産事業を営むオリックスグループでも自然共生への配慮が求められています。2010年で開館6周年を迎えた「新江ノ島水族館(※2)」(神奈川県藤沢市)で積極的に展開している「えのすいECO」活動について本コラムにてご紹介します。

※2 新江ノ島水族館は、オリックスグループならびに株式会社江ノ島マリンコーポレーションなどが出資する江ノ島ピーエフアイ株式会社が運営しています。

新江ノ島水族館内で一番大きな「相模湾大水槽」新江ノ島水族館では、世界に誇る相模湾の魅力を最大限にお伝えするため、展示エリア「相模の海ゾーン」を4月23日(金)にリニューアルオープンしました。ここでは、相模湾の生物の多様性についてわかりやすくご紹介しています。今後、生物や環境について楽しく学べる「えのすい体験プログラム」も内容を充実させていく予定です。
また、2009年春と秋に開催した「えのすいECOデー」を4月より毎月開催に変更、過去2年にわたって毎月実施してきた「えのすいビーチクリーン活動」「えのすいビーチコーミング活動」と連動させ、今後も皆さまと一緒に楽しくECO活動を続けていきます。

現在、新江ノ島水族館では、「生物に関する生態学(エコロジー)」「環境を考える活動(エコアクション)」を組み合わせた「えのすいECO」に賛同し、この活動をサポートしてくださる法人会員「えのすいECOサポーター」を募集しています(1口30万円)。ご提供いただいた申込金は「えのすいECO」活動の運営資金に充当します。

今後は、水族館ならではの価値を最大限に発揮することはもちろん、今までできなかった相模湾の魅力をより伝えられるような企画にもチャレンジしていきます。また、法人会員にお申し込みいただいた法人さまのために、以下のサポーター特典もご用意しました。「えのすいECO」を通じて環境活動に参加しませんか?

「えのすいECOサポーター/法人」の特典

展示エリア「相模の海ゾーン」に新設されたえのすいECOサポーターズボード

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