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リース
ファイナンス・リースのメリット
財務上のメリット
- ■ 資金の固定化を防ぎます
月々のリース料を支払うだけで物件を使用できるため、設備投資の当初にまとまった資金が必要ありません。 - ■ 資金調達力を増大させます
設備投資はリース、運転資金などは銀行と使い分けることで、銀行の借入枠を温存できます。 - ■ 金利変動リスクがない長期の資金調達ができます
リース期間中のリース料は固定であり、金利の変動に左右されません。
管理上のメリット
- ■ 煩雑な管理事務を省力化できます
物件の動産総合保険の手続き、固定資産税の納付などは、所有者であるオリックスが行います。 - ■ 適切な物件処分ができます
リース契約終了後はオリックスに物件を返却していただき、オリックスが廃棄物処理法など環境関連法制に則り適正な処分を行います。 - ■ コストが容易に把握できます
リース料は毎月一定であるため、コスト把握が容易になり設備投資計画・資金計画や予算などが立てやすくなります。
会計・税務上のメリット
会計
- ■ 中小企業の会計処理において、オフバランスできます
「中小企業の会計に関する指針」(※1)により、所有権移転外ファイナンス・リース取引は賃貸借処理できます。(未経過リース料の注記は必要です。)
税務
- ■ 税務上、所有権移転外リースのリース料は、会計上賃貸借処理した中小企業の場合は損金処理できます
実際の経理処理は必ずお客さまの税理士・会計士にご確認ください。 - ■ 実際の使用期間に合わせた償却ができます
法定耐用年数にかかわらずリース期間を設定できるため、実際の使用期間に応じた償却ができます。
(なお会計・税制上、リース期間には一定の制限があります。
「リース よくあるご質問」Q2 にてご確認いただき、詳しくはオリックスにお問い合わせください。)
※1 (出典)中小企業の会計に関する指針作成検討委員会「中小企業の会計に関する指針(平成25年版)」
リース会計・税制上の取り扱い
リース会計
- ■ 解約不能のリース期間中のリース料総額の現在価値が、リース物件の見積現金購入価額の概ね90%以上
または
- ■ 解約不能のリース期間が、リース物件の経済的耐用年数(企業がリース物件を使用する予定年数)の
概ね75%以上
であるリース契約を、会計上、ファイナンス・リース取引といいます。
(これに該当しない契約をオペレーティング・リース取引といい、リース料は賃貸借処理を行います。)
リース会計基準のご案内
- ・リース会計基準
- ・リース会計基準の適用会社
- ・リース会計基準のあらまし
- ・リース会計基準判定チャート
リース税制
- ■ フルペイアウト
リース料総額が、リース会社が物件の取得・維持に必要な費用の総額の概ね90%以上である
かつ、
- ■ ノンキャンセラブル
リース期間中解約ができない定めがある。契約を解約できる場合でも、残リース料の概ね全部、原則90%以上を支払う定めがある
であるリース契約を、税制上、リース取引といいます。
リース税制のご案内
- ・所有権移転外リース取引
- ・所有権移転リース取引
- ・税法上のリース取引以外の賃貸借取引
- ・金銭の貸借とされるリース取引)
実際の経理処理は必ずお客さまの税理士・会計士にご確認ください。
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